胡蝶蘭を贈るときの“色”マナーガイド
胡蝶蘭の花は白だけでなく、様々な色があります。
しかし、どの花色を選べば良いのか迷ったことはありませんか?無難な白か、贈り先の好きな色か悩んでしまう方が多いはずです。
実は胡蝶蘭の色にはそれぞれ意味があり、シーンによっては避けたほうがよい場合もあります。
そこで今回は、胡蝶蘭の色のマナーを解説します。
開店祝い・移転祝い・新築祝いなど
開店祝いや移転祝い、新築祝いには、白を基調とした胡蝶蘭を選ぶのが基本です。
白は清潔感や格式を感じさせるため、業種や相手を問わず安心して贈ることができます。
また、華やかさを添えたい場合には、黄色など明るい色を選ぶのもよいでしょう。
黄色は「金運」や「商売繁盛」を連想させるため、新しいスタートを祝うシーンにもぴったりです。
一方で注意したいのが色選びのマナーです。
開店祝いや新築祝いとして贈るのであれば、赤色は避けましょう。
赤色は「赤字」や「火事」を連想させる色であるため、不快に思う方もいらっしゃるかもしれません。
お届け先の会社が赤のイメージカラーだったり、赤色が大好きな方に贈りたい場合は、白と合わせて「紅白」として贈ると喜ばれるかもしれません。
迷った場合は、白を選んでおけば大きな失敗はありません。
就任祝い

就任祝いとして胡蝶蘭を贈る場合は、お祝いの贈答品として格式のあるものを選ぶのが基本です。
色に関したルールやマナーはありませんが、白の胡蝶蘭は定番で、清潔感と品格があり、どのような業種や立場の方にも安心して贈ることができます。
また、もし分かるようであれば、相手の好きな色や会社のイメージカラーに合わせた胡蝶蘭やラッピングを選ぶと、より心のこもった贈り物として喜ばれるでしょう。
就任という節目は今後の発展や活躍を期待される重要な場面であるため、派手すぎず上品な華やかさを意識した色選びが大切です。
受賞祝い

受賞祝いには、華やかでお祝いムードのある色合いの胡蝶蘭を選ぶのが一般的です。
色選びについては、基本的に贈る相手の好みに合わせると最も喜ばれやすくなります。
もし好みの色が分からない場合は、白やピンクに加えて、ゴールドや赤などの豪華な色を取り入れるのもよいでしょう。
特にゴールドや赤などの色は優勝や受賞などのシーンでは華やかさを演出します。
全体としては、相手の功績を称える気持ちがしっかり伝わるよう、明るく華やかな雰囲気にまとめることが大切です。
当選祝い

当選祝いには、明るく華やかで活気のある色合いを選びましょう。
白はフォーマルで安心感がありますが、よりお祝いらしさを演出するなら、赤やピンク、オレンジなどの明るい色を取り入れるのもよいでしょう。
特にピンクやオレンジはやわらかさと親しみやすさがあり、好印象につながりやすい色です。
一方で注意したいのがラッピングの色です。
華やかさを出そうとして金色のラッピングを選ぶと、お金を連想させてしまいます。
そのため、金色のラッピングは選挙活動をしている方には向きません。
優しい印象の赤やピンク、オレンジなどが活気があっていいかもしれません。
還暦祝い

還暦祝いとして胡蝶蘭を贈る際は、華やかな色合いがおすすめです。
特に還暦は60歳の節目を祝う特別な機会であり、明るく縁起の良い印象のものが好まれます。
色選びに厳密な決まりはありませんが、白赤の胡蝶蘭はもちろん、相手の好みに合わせて選ぶとより喜ばれるでしょう。
また、還暦祝いでは「赤」が長寿やお祝いの象徴とされているため、赤色のラッピングが人気です。
迷った際は、白やピンクの胡蝶蘭に赤いラッピングを合わせると、バランスよくお祝いらしさを表現できます。
結婚祝い

結婚祝いとして贈るときは、基本的に避けるべき色はありません。
そのため、ほかのお祝いシーンと比べても色の自由度が高いのが特徴です。
とはいえ、祝う気持ちをより表現するのであれば、白やピンク、黄色などの明るく華やかな色合いを選ぶのがおすすめです。
特にピンクは「愛情」や「幸福」を連想させるため、結婚祝いとして人気があります。
弔事に使用されるような落ち着いた色よりも、元気の出る明るい色のほうが適しています。
また、相手の好みの色がわかっている場合は、それに合わせて選ぶと、さらに喜ばれるかもしれません。
華やかさのある白やピンクを選ぶと安心です。
お悔み

お祝い事で贈られることの多い胡蝶蘭ですが、通夜や葬儀などお悔みの場面でも胡蝶蘭が贈られています。
お悔やみや葬儀の場面で胡蝶蘭を贈る場合は、白色を選ぶのが基本的なマナーです。
供花として贈るならば、白上がり(白一色)の花を選ぶのが一般的です。
胡蝶蘭は上品で落ち着いた印象があるため、供花としてもよく選ばれますが、色選びには特に注意が必要です。
たとえ故人が赤色やピンク色を好んでいたとしても、明るい色の胡蝶蘭を選ぶのは控えましょう。
カラフルな色合いは場の雰囲気にそぐわず、ご遺族に失礼にあたる可能性があります。
また、ラッピングについても配慮が必要です。
薄い紫や落ち着いた緑色など、大人しい色合いのものを選ぶのがマナーとされています。
悩んだときは、白色の胡蝶蘭を選びましょう。

